shoya3pei’s diary

26歳 フリーター!好きなものはブラジリアン柔術、マンガ、本、映画、お酒!それから3年経ち、無職で職を探す日々!

倉庫でwifiを接続するバイト

いい仕事を短期で探すのは大変そうだということで単発で終わる倉庫内作業に応募してみました。その中でも簡単そうなものはないかなあと探していると「倉庫内でwifiを接続する」という求人を見つけました。出会っちまったよ、ピッタシなものに。

 

また「面接・説明会」と称したものに赴き履歴書を書いて写真を撮りました。この日に言われたことは、「派遣法で30日以内の短期のアルバイトは禁止されている」ということでした。

 

学生や65歳以上じゃないと単発での日雇いはいけないらしいです。そんな法律あるんだな。

 

それはいいとして希望通り倉庫内での仕事に応募できたわけですが、いざ働くとなると猛烈にきつかったです。体力的というより精神的に。

 

品川駅で集合してから送迎バスに乗って倉庫までいくとのことでしたが、時間になっても担当の人が来ない。電話しても出ない。「願いが叶ったのかな。もう少しして何にも連絡なかったら帰ろうかな」と思ったら他の人が連絡ついちゃって、そのままバスに乗ればいいということに。適当やな。

 

日雇い労働者を載せて倉庫に向かうバスのなかがどんな雰囲気か知っていますでしょうか?これから刑務所にでも向かうのかっていうぐらいの負のオーラ。刑務所に入ったことはありませんが。よく知らない人の集まりがよく知らない場所につれていかれるということが不安にさせるのだろうか。

 

倉庫に着いて、その場のリーダー的な人に僕が与えられた仕事は大量にあるアダプターを仕分ける仕事でした。話が違うけどこっちのほうがいいやと思ってちょっと嬉しい。

 

2時間ぐらいするとどうやったら似た充電器を簡単に見分けられるのかと考える。細かい違いに気づきはじめて調子が上がってきたところに違う仕事を言い渡されました。

 

「携帯をwifiに接続したことありますか?」

 

と聞かれる。

 

「、、、はい」

 

「ではこちらへ」

 

という流れ。僕の代わりに「携帯をwifiに接続したことがなさそうなおじいちゃん」がアダプターを仕分けし始めた。こうやって倉庫内の作業は変わっていくのかあと倉庫のなかの現実を学ぶ。

 

それからは大量にあるポケットwifiが接続されるのかを確認してました。電源入れてwifiのパスワードいれて接続したら電源落として次のwifiの電源入れての繰り返し。簡単だけどひたすら眠い。時間が止まっているんじゃないかと思うぐらい時が経たない。

 

昼休みや小休止のときに近くにいた人と話すのが楽しい。さりげない会話が大事なんだなと思っていたら、その人から衝撃の事実を突きつけられる。

 

その人は僕とは違う派遣会社に登録しているのですが、時給がぼくよりも400円以上高かったのです。同じ仕事なのになんということか。一気に冷めてしまった。それからの数時間が本当に長かった。本当に。

 

終わって品川駅に降りたときの解放感は忘れられません。倉庫での軽作業は学生のころに数回だけやったことがありますが、そのころも同じように思ったものでした。そのころから自分は変わらないのだなあと実感した次第です。

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長女のマリー 

こんな日はお前の胸のなかに飛び込んでもいいだろうか?何も言わずに受け止めてはくれないか。