shoya3pei’s diary

26歳 フリーター!好きなものはブラジリアン柔術、マンガ、本、映画、お酒!それから3年経ち、無職で職を探す日々!

2016 8/7 腹黒いです。

なんでだろうか、ここ一週間は妙に疲れて、やる気もおきずに家で寝てばっかりでした。母曰く、「周期的なものよ。ちょっとしたら元気になるわよ」とのこと。

 

昨日は久しぶりに最低なことをしました。6人ぐらいでボウリングをしていたのですが、僕ともう一人の日本人「マサさん」はボウリングの後にとにかく酒が飲みたかったのです。いつもは21歳以下のやつのために、宅飲みを選択していたのですが、僕たちはもう宅飲みに飽きていたし、他のやつらが基本つまんないので一緒にいたくありませんでした。とにかく2人で外で飲みたかったのです。メンバーのなかには酒を飲まないキム(韓国人)と、飲みたいけど21歳以下なので外では飲めないフェト(トルコ人)がいました。キムはいいやつだけど飲まないし、そのうち携帯を一人でずっと見始める感じ。基本まわりについて行くけど、自分から何か面白いこととかバカなことをしようとはしないタイプ。飲み会の場にはいらない。そして、フェトは酒が好きだというけども、とにかく話がつまらない。

 

 

この前、俺が家で飯を作っていたら、急にフェトが言ってきました。

 

 

「知ってるか?パスタを茹でる時は先にお湯を沸騰させてから塩を入れるんだぜ。俺はバーで働いていた時にキッチンの人たちの行動をずっと観てたんだ。みんなそうしていたぜ」

 

 

ドヤ顔。

 

 

なんでこんな話でドヤ顔ができるのか。こんなことは言ってはいけないが、バカすぎる!w

 

 

聞いた瞬間からマサさんにネタとして話して笑っている自分の姿が想像できてしまう!本当に自分は何でも知ってると思われたいんでしょうな!あと「バーで働いていた」というステイタスを俺に教えたかったんだろうか。こっちだってなあ、学生の時プールの監視員してたぜ。時給850円、なめんなよ。

 

 

話はもどってボウリングが終わったのは夜7時ごろ。フェトはまだまだ遊び足りない感じ。

 

 

「土曜の夜だぜ?これで帰っておしまいなんて言うなよな!」的な。

 

 

(いや、君は帰るんだよ)

 

 

何とかして帰らせたい俺とマサさんは何とも言えない雰囲気を醸し出しています。そしたらフェトは「公園でバレーボールをしよう。俺はバレーボールのライセンスを持っている」と言いました。

 

ボウリングのあとの、この時間に、バレーボールすると思ってるのか?それにライセンスってなんだよ!?お願いだからこれ以上俺に悪口を言わせないでくれよ!w

 

 

とは言えない僕は、下手な嘘と演技と英語を使うことになりました。その嘘がまた最低です。「友だちの日本人が今この辺で迷子になっていて、そいつ英語全く話せなくて俺たちの助けが必要みたいだ。ちょっと行ってくるから、先に帰っててくれ」と言いました。

 

 

けっこう罪悪感はありましたが、不思議なものでお酒を飲み始めたらそんなものは一切なくなるんですなあ。アメリカのバーを体験し、近くにいたマッチョなおじさんと乾杯し楽しい夜を過ごしました。

 

 

これだけ読んだら相当性格の悪い日本人の僕で、気分を害すると思いますが、ぜひとも言い訳を聞いてもらいたい。僕はこっちにきてからほぼ毎日こんなフェトのようなやつとたくさん付き合っているのです。何が面白いのかまったくわからない話、自己中な態度、「お前がそれを言うか!」というようなビックリな発言。最初はこれが文化の違いなんだろうか。グローバルな人材ってのはこういうことに対応できることなんだろうなとか思いながら、うまく付き合っていこうと思いましたが、そんな気持ちは一切なくなりました。「基本、バカがまたなんか話してる」というふうにみています。

 

 

みんな基本、自分が頭いいと思っていて、それを見せたくてしょうがない感じ。自己評価が高いのはいいことだが、それを俺に見せてくるのは辞めてくれ。バカにしちゃうから!

 

 

この人は頭いいなあ、この人のようになりたいなあ、この人といると楽しいなあと思う人は大体、謙虚で思いやりがあり、真面目で、どんなにつまらない授業でも自分なりに工夫して楽しもうとしているし、遅刻も欠席も少ない、人の話をよく聞いてくれる人ですね。ペルー人のウイリアム、ブラジル人のエリアナ姉さん、スイス人のマイハンちゃんなどでしょうか。

 

 

大多数の生徒は、その逆です。小さい学校の中で「あいつが嫌い、こいつが嫌い」と言い合っていたりで、国籍関係なくバカです。僕のルームメイトのオスカーなんてのは今年の2月から来ておいて、5,6人しかいない先生の名前を覚えていません。たいてい「ショウヤ、あの禿げたやつの名前なんだっけ?」「あのデブのやつの名前は?デブじゃないやつの名前は?」と聞いてきます。最初の1,2ヶ月はいいところもあると思うようにしていましたが、今はクズすぎて話す気もなくなりました。お前がそういう人にしか人を見ないんなら、俺もそういうふうにお前を見るよという感じ。

 

 

しかし、こんなバカなやつらにも英語のスピーキングとリスニングでは勝てないという劣等感と、英語が話せたら俺のほうがよっぽど面白いし、頭がいいぞというプライドがあって僕の性格も歪んできているのでしょう。

 

 

結論としては、学校にいてもあんまりいいことないので、学校のことは忘れてしまおう。練習に行けよ、バカ!ということですね。