2016 3/23 国際免許やら荷物の準備やら
今日は国際免許を取りました。新宿の免許更新センターで、申し込み用紙書いて、2400円払って、顔写真を渡したら終わりです。「州によっては使えないところがあるので注意してください」というアドバイスをもらって帰りました。10分もかかってないんじゃないかな。僕は2年前に免許をとって一度も運転していない完璧なペーパードライバーです。「絶対に車なんか運転するものか。俺は20万払って顔写真つきの身分証明書を2週間かけて手に入れたんだ」と未だに息巻いています。アメリカでも絶対運転しないと思いますが、万一のために。
そして今日やっと荷物を詰め込み始めました。柔術の道着を1着入れた瞬間に「全部入らなくない？」という絶望感が襲って来ましたが意外と大丈夫そうです。安心。留学準備で一番落ち込むというか寂しくなったのは、英語の勉強やお金の工面ではなく、クレジットカードの申し込みでした。今までAmazonでの買い物や銀行の振り込みなんかはネットで済むし、デビットカードがあればクレジットカードなんて必要ないと思っていたのですが、「海外では現金を持ち歩くのは危険ですし、身分証として使う時もあるので必ず一枚は持って行ってください」と言われました。
「仕事は？」「貯金は？」「年収は？」という申し込む段階の質問で自分の社会的信用力の低さをとてつもなくつきつけられます。そして「フリーターの分際でクレジットカート申し込むなんてバカじゃないの？クレジットカードはちゃんと正社員で働く人間だけのものなんだよ」という声が頭のどこかから聞こえてきます。ただの被害妄想ですね。正社員の人が簡単にできることが、自分にはできないとわかると悔しいです。そしてこういうことは何か大きな決断をするときに予期せぬところで起こってきますね。しかしまあ、クレジットカードについては楽天カードが一瞬で作れたので全く問題ありませんでした（まわりの助けを借りましたが）。
バガボンドは37巻で村の女性たちが武蔵に剣を教わりたいという言うシーンがあります。その時に夫を亡くした一人の女性が言いました。
あたしは実際には闘うことは一生ないと分かってる。
それでもさ
強さをもちたい
うまく説明できませんがこれですね。
