2016 6/11 先生のスピーチ
昨日はタイ人の友だちのお別れパーティーでした。とてもいいやつでみんなが彼のことを好きでした。かなりの人気者。僕も彼といるのはとても楽しかったです。同じクラスでよかった。彼はけっこうサボっていたけど。彼は駅とかでホームレスにお金をせびられても「小さいお金はもういらないから」と言って、普通に渡して、その後普通に会話していました。ホームレスの一人に爪切りを貰ったと言って見せてくれました。「バンコクか東京で会おう」と約束しました。いいやつはすぐにいなくなるなあ。
ピエトロと彼のブラジル人友だち主催のお別れパーティー。一番後ろの列の女性に挟まれてるのが主役のタイ人、名前はムトゥーン。
今日の練習ではルーカス先生が世界大会を終えてのスピーチをしました。スピーチでは「試合で負けた時はモチベーションを保つのが難しい」とか「大会で優勝することよりも、こうやってみんなと分かち合えることが一番嬉しい」みたいなことを言っていたと思います。たぶん。細かいことはわからないけど、気持ちの伝わるものでした。先生はかなりストイックに練習しているのに、それを周りには強要しないところが凄いなと思います。余裕の塊といった感じです。辛い姿は本当に一部の人にしか見せていないんだろうなあ。
黒帯で優勝したルーカス先生と青帯で優勝したサブリナ。将来世界チャンピオンになること間違いなしですな。彼女の妹が日本好き。いつか接待しよう。
その後は全体での合同練習でした。最近練習していて思うのは、テクニック自体もすごく洗練されていて唸るものばかりですが、それよりも感動するのは先生の流れるような動きそのものだなあということです。ちょっとしたバックステップがなんとも綺麗です。真似したくなります。
こっちに来てから、「アメリカの食事は、サンドイッチかハンバーガーかホットドッグばかりでつまらん」と思っていました。しかし、日本のいた時に、ほとんど外食しないし、行ってもイタリアンか居酒屋ぐらいの自分にそんなこと言う資格はないなと思い至りました。大事なのはどこへ行くかよりも誰と行くかですね。最初の2ヶ月は安上がりだし、楽だしで宅飲みばかりしていたのですが、もう飽きたので外に出たいと感じるようになりました。僕もいろいろこの方を参考にして頑張りたいと思います。たぶん柔術以外でそんなに外出しないだろうけど、「街がつまらん」と退屈を何かのせいにすることを辞めたいと思います。