2016 6/18 コロンビアン・バー

ウイリアムのお別れ会では、ローラから始まり、他のコロンビア人にも妙に好かれました。僕が酔っ払っている姿がツボにハマったみたいです。陽気な人たちと飲むのは楽しいね。

今こちらではコパ・アメリカが盛り上がっています（サッカーのアメリカ大陸の選手権って言えばいいのかな？）。ローラ達のコロンビアとウイリアムのペルーがお別れ会の次の日にベスト４をかけて対戦しました。ローラに「ショウヤ、明日コロンビアン・バーで観戦するから一緒に行こう」と誘われました。

誘われたのが嬉しかったのでホイホイとついて行きます。そのバーはたくさんの熱狂的なコロンビアサポーターで溢れかえっていました。もうお祭りです。このバーだけ完璧にコロンビアでした。ペルー人のウイリアムと関係性ゼロの僕がいるのが面白かったです。「ペルーが勝ったら俺は殺されるかもしれない。ショウヤその時は助けてくれ」とウイリアム。下馬評ではコロンビアが圧倒的に有利なようですが、ペルーはブラジルに勝っているので奇跡が起こるかもしれません。

結果はペルーが凄い頑張って守って、最後に惜しい場面もあったけど、PK戦で敗れました。

試合はかなり激しくて、普段ニュースのハイライトぐらいでしかサッカーを観ない僕でも楽しかったです。そしてそれ以上に熱狂的なローラや他のコロンビア人の反応が見ていて楽しかったです。夢中になれるってことはとにかくいいね。ハーフタイムには音楽に合わせて踊り始めちゃうあたりがラテンだなあと思いました。楽しそうに踊っている彼らをみてけっこう幸せな気分になりました。

今日の練習ではデラヒーバからのシングルレッグでした。僕がこっちに来てから、スイープは90%以上がデラヒーバからのシングルレッグの気がします。デラヒーバを極めようという感じなのかなあ。僕はデラヒーバが好きなので飽きないですが、他のガードを習いたいという声はないのかなあ。

左右両方で練習するのにもすっかり慣れて打ち込みだけなら左右の差はなくなったような気がします。

練習後のロッカールームで耳の血抜きをしているのを観ました。アメリカは自分たちでしているとは聞いていたが、生で見れてビックリです。柔道家やレスリングの選手の耳がたまに餃子みたいに変形しているのは、練習で耳で内出血が起こって血が溜まっちゃうからなんですね。耳の血抜きとは、その膨らんだ耳の血を注射器でちゅ～っと抜き取ることです。日本では病院で血を抜いてもらうか、膨らんだままほっとくかのどちらかなんですが、アメリカでは自分たちで血抜きしてしまいます。さすが自由の国。なんか慣れてる会員がいて「今から指すぞ、我慢しろ！」みたいな感じでやっていました。