shoya3pei’s diary

26歳 フリーター!好きなものはブラジリアン柔術、マンガ、本、映画、お酒!それから3年経ち、無職で職を探す日々!

2016 7/2 BBQ 移民 Lucas Lepri Korea

昨日はコロンビア人の友だちダニエルの提案でBBQをしました。僕に住んでいるマグノリアアパートにはプールがある上にBBQストーブまで付いているのです。盛りだくさんだな。家賃775$でございます。

 

プールサイドで肉を焼き、酒を飲み、音楽を流して、踊り始めるコロンビア人たち。陽気だなあ。そしてもちろん面倒見のいいラウラもいます。ラウラは事前にサルサのステップをメールで教えてくれました。踊れないけども。基本ラテンの人たちは遅刻が普通で、行き当たりばったりで責任とか一切取らない、自由なイメージなのですが、それは一部だけだったようです。

 

ダニエルとラウラたちは本当に親切で協力的です。ダニエルと買い出しに行った時も、レジで「この前ショウヤが料理を作ってくれたから今日は払わなくていい」と言ったり、俺が率先して重い物を持とうとしたら「俺が持つから、ショウヤはこっちを持ってくれ」と男気満点。ラウラは食べ物を用意してくれたし、お皿やフォークやお菓子まで持参してくれました。ラウラには「ショウヤは英語よりスペイン語を学びなよ。いつも私たちと遊んでいるんだから」と言われました。そしたらきっとサルサも覚えなければいけない。大変やな。ダニエルもこのセッションが終わったら帰ってしまう。いいやつだけすぐ帰るのはなんでなのだろうか。ばかやろー!

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踊り始めるコロンビア人たち

 

最近学校では、移民についての学んでおります。この授業の先生はレズリーといって、僕がかなり好きな先生です。とてもブラックユーモアが上手なので大好きなのです。なんというかシンプソンズを感じさせます。2ヶ月ぐらい前に彼女の授業で「あなたの国の面白いところ、変わったところを紹介しなさい」というプレゼンで、みんなが自国の有名な建物、料理、お祭りなどを紹介するなか、僕が日本の自殺率と自殺の名所「富士の樹海」の話をしたら、レズリーが「私の大好きなトピックだわ」と不敵な笑みを浮かべたのがたまりませんでした。そしていい成績をくれました。

 

 

そしてそんな皮肉なジョークが好きな割に、授業はめちゃくちゃ上手なのです。生徒を飽きさせないために(あと自身が飽きないためにも)授業のテーマ以外にもいろいろなものを用意してくれます。そして大抵、試験に役立つことをしてくれるので、他の生徒も喜んでいると思います。

 

そして今回のプレゼンは「1900年前後の移民について、事実にもとづいてフィクションを作りなさい。移民になったつもりで語りなさい」という他の先生に比べて、非常にユニークな課題をくれるのです。なんというか、軽すぎず、重すぎず丁度いい。他の授業では「一人芝居をしなさい」という先生もいるのですが、これは僕にはきつすぎます。レズリーぐらいのユーモアと遊び心が心地良いのです。

 

僕はハワイのサトウキビ畑で働く日本人移民になりました。他の国の移民について語りたかったんですが、面白い話を英語で見つけるのが大変だったので、日本語で調べて出てきたこの話題にしました。そして調べているうちに「Picture Bride」という映画にたどり着きました。日本に帰ったら観よう。ハワイで働く日本人のもとへ嫁ぐ日本人女性の話。旦那の写真一枚を見ただけで嫁ぐ女性たちのことをPicture Bride(花嫁)と当時呼んだそうな。

 

 

今のハワイの人口の10%近くは日系らしいです。ネットには「ハワイではサトウキビ畑の働き手が少なく、中国からの移民がたくさんいたのだがあんまり働かないので、真面目な日本人が好まれた」みたいなことと書かれていました。本当かなあ。

 

 

1900年ごろはハワイはまだアメリカの州ではなく占領地のひとつだったそうです。「移民が希望をもって新天地へ言ったけど、聞いた話とはまったく違って苦労した」という話はよくありますが、ハワイへの移民もそんな感じだったそうです。まったく稼げず、アメリカ本土へ移ることを考えた人もいるとのですが、差別や戦争だなんだで行けなかったみたいです。

 

 

面白かったのは南北戦争のあとに奴隷制度が廃止されて、働き手がいなくなったのでアメリカはたくさんの中国人や日本人移民を受け入れた。しかし、増えすぎてこれ以上必要ないので、ハワイからの日本人移民もいらないと言う流れ。移民についての問題は昔から何にも変わらないのですなあ。その時の状況で自由に受け入れたり、急に規制したり。「生きているうちに留学できたことに感謝しとくか」と思ったのでした。

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授業中に写真を撮りました。眠いから寝たふりしようかとなってこうなった。僕は眠いというより気が狂っているように見えます。

 

そして道場では、「ショウヤ、調子はどうだ?」とLucas先生に声をかけられました。未だに緊張しますが、今日は思い切って「”Lucas Lepri Tokyo”を作る予定はありませんか?」と聞いてみました。「ぜひ作りたいね~。韓国には”Lucas Lepri Kore”があって今度セミナーに行くんだ」と言っていました。

 

 

そうなのです!韓国にはLucas Lepri提携の道場があるのです!一ヶ月ぐらい前にFacebookで見て「なんじゃこりゃ!韓国に先を越された!」と思っていましたが、道場の中では一切話題にならないし、大抵練習の後になると質問するの忘れちゃうのですが、今日は聞けました。

 

 

Lucas先生にどのようにして韓国のインストラクターと知り合ったのか聞いたところ、Lucas先生はその人にあったことはないそうです。なんですと!?その人はカリフォルニアのコブリーニャのところで練習していたらしいのですが、その人がLucas先生のスタイルが好きだということで、メールで先生に提携を頼んで、先生は彼の経歴や指導の仕方を確認して(あったことないのにどうやって確認したかはよくわからなかった)、許可を出したとのことです。

 

 

コブリーニャのもとで練習しておいて違う人の名前を使う感覚がよくわからないけども。そして自分のもとで育てた生徒にしか名前を使わせないという考えはないのかなあ?まあこうやって世界チャンピオンとの繋がりができて、道場の質が上がるならそれが一番いいのかなあ。

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