shoya3pei’s diary

26歳 フリーター!好きなものはブラジリアン柔術、マンガ、本、映画、お酒!それから3年経ち、無職で職を探す日々!

2016 3/3 アルバイト7

 

合宿免許から帰ってきた後は一カ月ぐらい何もしていませんでしたが、どんどん両親の視線が厳しくなります。ということでマイナビバイトを使って求人を探します。そしたら中学生用の学習参考書の編集というものを見つけてすぐに応募しました。塾でのアルバイトが活きるではないかと思いました。塾での経験から教育関係はもういいやと思っていましたが、出版業界の教育というものがあることにはまったく気づきませんでした。

 

 

すぐに応募して採用試験をうけます。面接時間が短かったので「こりゃだめだったかな?」と思いましたが、幸運にも合格できました。

 

 

勤務時間は月曜日から金曜日の9:00-17:00で、時給もかなり高かったです。教材の改訂に伴うアルバイトの募集でしたので、その改訂作業が終わる1年ちょい先までの契約でした。契約の終わりが見えているのが自分には相当に良かったです。今までは「長くつづけろ」みたいなことをよく言われていて、1,2年も今の仕事で頑張ろうなどは一切思うことができず苦しかったですが、今回は自動的に1年待てば終わりが来るのです。それがとても心を軽くしてくれました。

 

 

主な仕事は校正作業であとは実際に教材を解いてミスがないかのチェックでしたが、僕はおっちょこちょいですし、すぐに眠くなってしまいミスだらけでした。しかし、社員の方たちは「自分もそうだった」と言っていっさい怒ることはありませんでした。僕はこれでもかってぐらいのいい会社、いい上司の中で働いていました。そしてちゃんとほぼ17:00に帰って柔術の練習に行けました(残業自分で希望してとることもありました)。

 

 

それなのに僕は何か楽しくないなと感じることがよくありました。そして三浦しをんのエッセイで読んだ話をよく思い出していました。人は「したいこと」、「できること」、「もとめられること」がすべて重なったときが一番幸せなのではないかという話で、この状態を「ゴールデントライアングル」と彼女は言っていました。僕はその3つのどれについてもはっきり分からなかったのですが、フリーターの分際で贅沢な悩みだと思ってあまり深く考えないようにしました。そして「雇ってくれたこの会社に貢献できる人間になりたい」と思い、何かスキルを身につけようとも思いますが、それでも具体的な行動にはでれませんでした。

 

そしてお金がちょっとずつ溜まり始めると「留学でもしようかな」と思います。そして今に至るわけです。

 

 

アルバイトについてはこんなものです。このエッセイはとても面白いです。表紙で引かずにどうぞ。

 

桃色トワイライト (新潮文庫)

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