2016 4/4 新たなルームメイト

今日はバスで学校に行ったのですが、バス停で一人の陽気な黒人に話しかけられました。「調子はどう？」から始まり、「出身はどこ？」と聞かれて「日本です」と答えると異様に興奮していました。そして柔術をやっていると伝えると「お前は男が好きなのか？」と言います。「アメリカでもこのパターンがあるのか！？」と驚きました。「girlが好きだ」と言うと「え？guy?」

とふざけた顔で聞き直して来ます。「なんだこの漫才は（笑）」と思いながらも話を楽しんでいたら電話番号を聞かれたので教えました。信用しても大丈夫だろうか？もしこの先僕が消息不明になったらこの男が原因かもしれません。

今日は学校では特に特別なことはありませんでした。明日スピーチの授業があるのがめちゃくちゃ嫌なぐらいです。

帰りのバスではちょっと面白いことがありました。おばあちゃんのコートにいも虫がくっついているのを一人の人が指摘して、おばあちゃんはちょっとパニックです。近くにいた僕が素手で取ってあげました。たぶん素手で取ったことに興奮してみんな笑っています。そしてまた違う人が手を洗う消毒液をくれてまたみんな笑います。なぞの一体感。おばあちゃんはとっても助かった表情をしてました。

今日は道場に行こうと思いましたが、部屋に帰ったら、昨日旅行から帰ってきた韓国人のルームメイトが「今からご飯を作るけど、君の分も作っていい？」と聞いてきました。

（そんなもん、作っていいに決まってるだろうが！）

というわけで彼の作った料理を２人で食べました。こっちに来て誰かと食べる初めての夕食です。美味しかった。彼はゆっくり喋ってくれるのでとても気が休まります。旅行の写真を見せてもらったり、韓国の話を聞いたりして楽しみました。そしてなんと彼は昼のお弁当まで作ってくれました。お母さんか！そんな優しい彼も３週間後には違う学校へ移ってしまいます。もうすでに寂しい。

というわけで明日のスピーチの準備は何もしていません。